15年前宇多田ヒカルファンだった27歳が選ぶ好きな曲ランキング
ものすごく暇なんですよ。
まじでやることない。
自分でもびっくりするくらい日々なんにもしてない。
ブログも書かない。
一周まわってクラシックピアノでも練習しようかなぁなんて思うくらい。
(してないけど。やるとしたら断然ドビュッシーだな)
で、結局二周まわって宇多田ヒカルを聴いている。
私は10代前半の頃宇多田ヒカルが大好きだった。
何故好きになったかと言うと、
小学校4、5年生の時、クラスの文集の「なんとかランキング」
(かっこいい人ランキング、とか、好きな教科ランキング、とか、今の私なら嫌いそうなやつ)
を作る話し合いをしてて、たぶん「好きな歌手ランキング」かな、
そんな感じのを決めるために1人1票誰かに投票しなきゃいけなかった。
でもそれは、何か紙に書いたりするんじゃなくて、
みんなの前で自分は誰が好きなのかを発言しなくてはいけなかった。
私はその頃理論派優等生キャラで、自分の感情とか、ましてや何かが好きとか、
そういうことを表現するのが大の苦手だった。
だけど私は委員会か何かに行く時間がせまっていて、
しょうがなくテキトーに「私宇多田ヒカルの隠れファンなんだ」と言った。
で、言っちゃったからには責任を取らねば、と、
理論派小学生の私は宇多田ヒカルの音楽を聴くことにした。
そうしているうちに本当にファンになったのである。
数年たつと次第に私は宇多田ヒカルから離れていった。
「今回の曲あんまり良くないな」なんて思ったりして。
(何様だよ)
あれから十数年たって、改めて宇多田ヒカルを一通り聴いてみた。
今の私が選んだ宇多田ヒカルランキング第1位の曲がこちら。
なんとびっくり、あの頃「あんまり良くない」と思った曲だったのでした。
たぶん当時はオーギュメントの響きを「何これ不穏〜」と感じたんだと思う。
今は「この浮遊感きもちい〜」に変化。
あと歌詞の語感もいいよね、「将来国家公務員だなんて〜」とか。
アウトロのフレーズも意味わかんなくて(もちろん良い意味で)好き。
せっかくだから第2位。
この絶望感。
チッチキチッチキいってるリズムマシンもいい。
どうせなので第3位。
宇多田ヒカル (Utada Hikaru) - Letters
この絶望感。
コーラスアレンジがとても好み。
浮遊感と絶望感。。。
結局私はここから抜けられないのかもしれない。
来世ではアゲアゲなダンスチューンばかり聴くことを誓います。